この記事では、私がなぜスワップ運用において「レバレッジ1倍」を目指すようになったのか、その背景と理由をまとめています。
はじめに
私は2025年1月から、トルコリラ円のスワップ投資を始めました。
当初の運用スタイルは、100万円の元本でおよそ50万通貨の建玉を保有する、レバレッジ2.5倍のハイリスク型。
しかし、3月に起きたトルコリラの下落で、私はロスカット寸前まで追い詰められました。
あと数十銭下がっていたら、全建玉が強制決済されていた――
この体験が、私の投資スタイルを根本から見直すきっかけになったのです。
ロスカット寸前の記録
- 2025年3月、トルコリラ円が約4.4 → 3.95へ大幅下落
- 慌てて40万円を追加入金し、レバレッジを1.5倍程度に圧縮
この時点で、私は初めて「リスクを取ることで得ているスワップ益が、リスクの前には一瞬で吹き飛ぶ」ことをリアルに理解しました。
なぜ1倍にこだわるのか?
結論:長く運用を続けるためです。
| レバレッジ | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 高い(2倍以上) | スワップ効率が良い | 下落リスクで一撃退場も |
| 低い(1倍以下) | 精神的安定、ロスカット回避 | 運用効率はやや落ちる |
私はもう、「含み損に怯えてログインする」状態に戻りたくないのです。
1倍を目指すために必要な資金感覚
現在の保有Lot数(5万通貨)をレバレッジ1倍で運用しようとすると、
想定レート×通貨量=およそ200万円前後の資金が必要です。
私は今、元本140万円・保有Lot 50の状態。
レバレッジ1倍に近づいていますが、まだ油断できません。
→ 再投資も買い物も、1倍をしっかり超えてからやると決めています。
1倍に落ち着いたらどうする?
私の運用戦略はこうです:
- レバ1倍になるまで、新たな建玉・再投資は行わない
- 運用益は全て証拠金として積み立て
- 1倍を安定的に維持できるようになったら
- ✅ 一部を再投資
- ✅ ふるさと納税・本・日用品に活用
- ✅ 「自分銀行」として使い道を記事にする
おわりに|“自分銀行”の記録として
スワップ運用の良し悪しはともかく、
私にとってこれは“自分銀行”の記録です。
おすすめ出来るような投資ではありませんが、
自分の判断で始めて、自分で守っていく。
その過程をここに積み重ねていくことに意味があると思っています。
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